患者さんの笑顔に救われた

笑顔

精神科病棟には高齢者が増えてきた。その中で気になる70代の女性患者のAさん。
長年うつ病で食欲がなくなり言葉も発せず、時々介護抵抗もでてくるように。

離床もままならなく臥床時間も長くなると食事の際の嚥下能力も低下し悪循環。家族からも
離床できていないことを指摘されスタッフもできる限り関わっていく日々。

しかし介護抵抗があるとどうしてもあの人はいやだと援助を避けるスタッフもでてくるようになる。そうやってスタッフが退室しようとすると「ごめんね、ごめんね」と謝る姿をみせるAさん。

「この人はうまく話せないけど自分のやっていることをわかっているんだな~、かまってほしいんだな~、自分の想いをわかってほしいんだな~、でも自分のこのもどかしい気持ちをどう表現していいかわからない」

だからわたしも少しでもお気持ちを理解して楽になっていただきたいと思い担当部屋じゃなくてもついつい訪室する回数が増えていく。

ある日趣味で書いている笑い顔を書いたはがきを持っていくとすごく笑顔で喜んでくれた。

「いいね!いいね!」と普段あまり話さないAさんがそういう風に感情表現してくれると私も喜び倍増!!少しづつ心を開いてくださっていることへの喜びを覚える瞬間。

自分のことをわかってほしくないという人はいない。ただあきらめてしまっている人はいる。それはしっかり聞きに来てくれる人がいなかったからだ。心に寄り添おうとあきらめない人がいなかったからだ。

大きな仕事は成し遂げたことはないけれど、お一人お一人の大切な命、心と向き合い続けることはこれからもあきらめないで取り組んでいきたいと思う患者さんとの出会い。今はもうなかなかお会いすることが叶わないけれどあなたから頂いた沢山の学びは私の心に十分に植え付けされました。ありがとうございます。

寒い日の夜勤トリビア

夜勤をやっているといろいろ疑問に感じることがよくある。

それは、患者さんに限ったことでなく、一緒に仕事をしている先生に対しても
どうしてそんなことをしているのだろうと感じることもしばしば。

今日の夜勤では、そんな疑問を解消するべく、思い切って一つの疑問をぶつけてみた。

その対象となるのは、当直のA先生。

A先生は、夜勤の際はいつも素足にスリッパだ。

これは真夏に限ったことでなく、真冬の寒い日でも先生はいつもこのスタイルを貫いている。

こんなスタイルはA先生に限ったことでなく、私は過去に何人も出会ってきた。

「先生、足寒くないの?」

私は思ったままに先生に聞いてみた。

「寒いよ」

何故だ。

「靴下を履いたまま寝ると、呼び出されても起きれないんだ」

なるほど。

ここで一つのトリビアが。。。

なんて、私の疑問がまた新たに解消された夜だった。

ああ眠い。

お休み。